【書籍紹介】うつ病の人は優しくなれる!?
今日は、書籍紹介をさせていただきます!
記事内容は
- この本に出会ったキッカケ
- 本の内容
- 感想
となります。
紹介する書籍は、『うつな人ほど強く優しくなれる』という本になります。以前記事にした、「心の震度階」が載っている本になります。著者自身が鬱経験者です。
↓「心の震度階」の記事
この本との出会い
この『うつな人ほど強く優しくなれる』という本は、『うつな人ほど強くなれる』という本の続編の様なものになります。
私の出会いは、まず職場の先輩から『うつな人ほど強くなれる』という本を紹介されました。
しかし、休職初期のどん底中の私にはその本は1ページほどしか読めませんでした。
なぜかというと、鬱に対して前向きな事が書いてあったから。
タイトルからしても『うつな人ほど強くなれる』っていきなり言われても…
っていう感じで余計に深みにはまってしまいました。
そこから、自分自身を見つめなおし自分で光を探し始め出してから『うつな人ほど強く優しくなれる』を読み出しました。
続編の方を読んだ理由として、『優しく』というフレーズが入っていたためになります。
本の内容
- 第1章 うつな人の心はとても優しい
- 第2章 自分の心だからこそ自分で知りたい
- 第3章 うつな心を優しく癒す『心の4点セット』
- 第4章 思いやりと優しさがうつを超える
- 第5章 「あせり」と「こだわり」から心を解き放そう
- 第6章 「心の避難所」を作りましょう
感想
鬱を経験した人は、人の痛みを見抜ける、人と心の痛みを分かち合える、人の心を救える。この3つを身に着けたあなたは「心の教師」の資格を持っています。と書かれています。
確かに、誰もが経験する病気ではありません。
しかも、他人の心の痛みは客観的に見ることができません。
経験したからこそその人の心の痛みを知ることができるようになると感じました。
また、ここで以前記事にした「心の震度階」が出てきます。
確かに自分の心の状態を自分が把握していないと不安にもなるし、人に伝えられないと思います。「自分を知る」「自分を知ってもらう」ためにも有効活用できるような気がしています。
うつになる主因として
①孤独 ②絶望 ③喪失感 ④自分を責めてしまう
この4つを打ち消す癒しの4点セットは
①「一人じゃない」と感じる愛の力 ②周囲の優しい心 ③充足感 ④認めてあげる心
私はこの本を読んでからブログを始めようと思いました。実際に、鬱の治療に「他者といたわり合う事」とも書かれています。
私のブログコンセプトの「共有・共感・支え合い」はココから来ています。
この書籍は私にとってとても大きな影響を与えられた1冊になります。
考え方や心の持ち方などいまだに読み返して心を落ち着かせています。
最後に
当時の私のように、どん底にいて逆に悪い深みにハマってしまう状態にいる方もいると思います。そこは注意して読んでみてください。「あっ今この本私にはだめだ」と感じたらすぐに閉じてください。きっといつかまたこの本を開けるときが来るはずです。
その時は、この本に大きな力を貰えるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。