うつ病と友に -共存blog-

『うつ病』と共存中。「うつ病の方」「それを支える方」そして「自分」のためのブログ。つらい事や考え方…など、その想いを『共有・共感・支え合い』何か一つでもみんなで光を見つける。そんな場になればと思っています。

【うつ病】あなたのその辛さどれくらいですか!?

今日は、うつ病の辛さ「知る」「伝える」という事を記事にしたいと思います!

 

記事

  • 伝わりにくい訳
  • 「知る」「伝える」ために
  • 心の震度階 活用法

となります。

 

私がうつ病を発症する前『うつ病』という存在を知っていたし、

そういう方とも接した事がありました。

その時は、「大変そうだな」「辛いんだろうな」とどこか他人事の様に見ていました。なので、どんだけどう辛く大変なのかという部分まで考えた事がありませんでした。

 

実際うつ病を発症し、辛いことの1つに

『うつの辛さを人に伝え理解してもらう事。』

というのがありました。

朝からボーっとしてしまう事、

不安に押しつぶされそうな事、

怒りや妬みに心がコントロールできなくなる事…

などなど…

訴えはできるが、それがどの程度ヤバいんですよ!って事が上手く伝えられませんでした

むしろ、自分がどれだけヤバいのかすらよくわかっていませんでした

 

伝わりにくい訳

 

精神疾患は、他の風邪とかと違い症状をうまく人に伝えないと理解されにくい病気だと感じています。

例えば、風邪なら体温が高くなるので他の人が客観的に見て具合が悪いことがわかります。

骨折なら、痛そうなのが一目でわかります。

 

うつ病は、客観的に見ることができないため他人が見てもどの程度ヤバイのかがわからない病気だと思います。自分自身ですらも、わからなかったりすると思います。

うつ病が重症化すれば、見た目にも現れてくるとは思いますが、初期段階で周りにわかってもらうのはなかなか難しいものがあるかと思います。

 

しかし、重症化する前の初期段階で本人はもちろん周囲が異変に気が付き対処することが重要だと、私は鬱になり改めて感じました。

 

「知る」「伝える」ために

 

ならどの様にして、自分の心の状態を「知る」若しくは「伝える」のか?

ある時、私が読んだうつ病の本に重症度を評価する評価表が載っていました。

 

その本のタイトルは

『うつの人ほど強く優しくなれる』

という本です。

 

その本の著者自身うつ病経験者で、独自に考え出した評価表のようです。

本の中では、『心の震度階』として紹介されています。

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※「心の震度階」手書きで読みにくくすみません・・・

確かに、この評価表を使えば自分がどのレベルにいるのか?自分自身で知る事ができるのと、うつを経験した事のない人にも伝えやすい。また、周りの人も評価がしやすい。と感じました。

 

心の震度階の活用法

 

◯今自分がどの程度の状態なのかを知ることができる

→自分を知る事で安心が生まれます。また、うつ病は気分に波がある病気です!

 一度良くなったといえど再び悪くなる事は多々あります。

 そういった場合も、自分を知る事ができると思います。

 常に自分の心の状態を測る事ができます。

 

◯人に伝える時に伝えやすくなる

→客観的に評価する事ができるため理解がされやすい。

 風邪を引いた時に、熱を測るのと同じ様な事だと思います。

 

さいごに…

 

私が休職し始めた時は、あの表の『心の震度7』にいました。それが徐々に良くなり、今は『心の震度1〜4』を行ったり来たりしています。

皆さんの『心の震度』はどれくらいですか?

 

まずは、自分を知ること。それを相手にわかりやすく伝える。

簡単なようで難しいです。

皆さんも何か良い自分を知る方法や伝える方法があればご教授ください! 

 

この本の紹介は、また改めてさせていただきます。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!