うつ病と友に -共存blog-

『うつ病』と共存中。「うつ病の方」「それを支える方」そして「自分」のためのブログ。つらい事や考え方…など、その想いを『共有・共感・支え合い』何か一つでもみんなで光を見つける。そんな場になればと思っています。

【第1弾】『私の復職までのプロセス』 まえがき編

今日は

『私の復職までのプロセス 第一弾』

を書きたいと思います。

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まずは第一弾として、

休職期間中の過ごし方、気持ちの変化

について触れたいと思います。

 

記事

  • 復職を考えている人
  • 再就職を考えている人
  • 何か挑戦しようとしている人
  • 鬱真っ最中で、暗闇の中にいる人

に読んでいただき、何か感じてもらえたらと思います。

 

記事

  • 暗闇時代
  • 逃げ時代
  • 気持ちの切り替わり

を書きたいと思います。

 

暗闇時代

 

休職宣言~30日間

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一番初め私は病院で

うつ病 休職2か月』

と宣告を受けました。

 

暗みの中いわゆる人生のどん底『生き地獄』の中にいました。

  • 休職への不安
  • 仕事を全く受け付けない
  • 生きる目的
  • 幸せそうな周囲の状況への妬み
  • 体を動かしたくても動かない

など、とにかく負のスパイラルにいました。

テレビから聞こえる笑い声すら心が苦しくなるため、

いまだにテレビはほとんど見れません。

 

そのころやっていたこと

  • ソファーに座る
  • ソファーに寝転ぶ
  • トイレに行く
  • 出された食事を少し食べる
  • たまにお風呂に入る

です。一日中を同じ場所で同じ景色を見て過ごしていました。

普通の人からしたら大袈裟に聞こえるかもしれませんが

「全く動くことができない」

状況でした。

 

そのころのNGワード

  • 「ゆっくり休め」

→どうやって? 焦りと不安を助長する効果あり

  • 「何もしなくていい」

→いやいや、できないんです。 焦りと不安を助長する効果あり

  • 「クリスマス・お正月」

→みんな幸せそうだな。  怒りと妬みを助長させる効果あり

  • 「週末」

→みんなこれから楽しい飲み会だろな。  妬みを助長させる効果あり

 

そのころのOKワード

  • 「貴重な体験をしている」
  • 「鬱の苦しみを身をもって感じることができるよ」
  • 「まずは自分を見つめなおそう」

しかし、これらのワードもNGワードに切り替わることもありました。

 

逃げ時代

 

休職30日目~50日目(20日間)

 

職場復帰まで残り1か月となり

「焦り」と「不安」が一層押し寄せてきました。

そのため、病院で処方される薬は増えていく一方でした。

 

このころやっていたこと

  • 家にいることができず、無駄に外泊ばかりの日々
  • 東京、千葉、静岡、名古屋、群馬、山梨と意味もなく様々なところへ行く
  • 金銭感覚の欠落

いわゆる現実逃避。。。

 

「動けなかった人間」がなぜいろいろ飛び回っていたか

  • 家にいたくなかった。
  • 家族に見られたくなかった。
  • 近所は知り合いに会う可能性があった

からだと思います。

 

ほんとに今思えば思考がぶっ飛んでいました。

 

 

ただ、類は友を呼ぶのか偶然様々な方と出会いました。

  • 40歳過ぎても定職に就かず山小屋の手伝い等でその日暮らしの方
  • 自衛官うつ病を経験した方
  • 群馬のスナックのママ(偶然同じ長野県の隣町出身)
  • パンクロック好きなお兄さん
  • スケボーが天才的にうまい小学生

この方たちと話していく中で、いろんな生き方があることを知ることができました。

出会った場所は、居酒屋やスナック海の見える公園、スケートボードパークです。

 

この方たちとの出会いで

鬱をさらけ出し、ありのままを話せ、気持ちが少し楽になったので

「鬱を隠す必要のない事」

を学んだ気がします。

 

気持ちの切り替わり

 

休職50日目~60日目

 

様々な方と出会い、いろいろな事を感じ

「しっかりと自分を見つめ治そう」

と思い、読書に出合いました。

 

 

復職まであと約1週間。。。

 

不安と焦りが積もる中

 

不意になぜか頭に

「仕事に戻りたい」

とよぎりました。なぜかはわかりません。

 

自分を見つめ治そうとしたためか、読書のおかげか、人との出会いのおかげか

 

その一瞬の想いを逃したくない

 

と感じたもは事実です。

 

 

その気持ちを胸に休職最後の受診日

医師に

「仕事がしたくなった」

と伝えると

「まだ、薬が減っていない。もう少し休職を伸ばそう。」

と言われ

休職1か月延長

となりました。

 

絶望と悔しさから鬱ループ突入。

 

ただ、

「仕事に戻りたい」

この気持ちは消えませんでした。

 

この気持ちを絶やさないこと

薬を減らすこと

 

このことだけ考えここから復職に向けたプロジェクトが始まります。

 

といったところで、

『私の復職までのプロセス 第一弾』

はここまで!

 

次回『第2弾』は、何をどう計画し実行したか。

を記事にしたいと思います。

 

これは私の鬱宣言からの話です。

全てが参考になるはずはありません。

 

ただ、

どこか一つでも共感して頂けること

参考になるような部分

があれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

気になる点等ございましたらコメントいただけると嬉しいです。